エディタの比較 Part 1

【速さの比較】

実験1 --- 1.4MBのテキストを読み込む
実験2 --- 上記のテキストで24980行目の単語を検索
実験3 --- 28MBのテキストを読み込む
実験4 --- 上記のテキストでCtrl+Endによる行末へ移動
実験5 --- 上記のテキストを名前を変えて保存
メモリー1 --- 単体起動時の使用メモリー
メモリー2 --- 上記テキストを読み込んだときの使用メモリー
測定A --- 単体の起動(キャッシュ前)
測定B --- 単体の起動(キャッシュ済み)

※Celeron366、メモリー256MBでの環境。単位は秒。

実験5のMKEditorとTeraPadはあまりにも遅いので(2分以上)途中で中止。

文章を打つだけなら、どれも実用的な速度だと思います。ハードディスク内の大きなサイズのファイルを開くことを考えると、Dana、QXエディタ、WzEditorなどが適していると思います。

本体のみの起動では、EmEditorやテキストエディタは、非常に素早い動きをします。

検索では、O'sEditorの検索結果が先に表示されてジャンプするというのも便利に感じました。

【機能の比較】

JIS --- JISコードの読み込み(△は読み込めたがShiftJISへの変換ができなかった)
Unicode --- Unicodeへの対応
全半変換 --- 全角と半角の変換(△のエディタはマクロで可能)
整形 --- 整形ができるかどうか
正規表現 --- 検索で正規表現に対応しているかどうか
マクロ --- マクロがあるかどうか(機能が異なるので各エディタのマニュアルを参照)
Pascal --- Pascalのソースの色分けに対応しているかどうか(//によるコメントと{}の複数行対応)
タグ --- HTMLのタグの色分け(<>のタグの色分けと複数行対応)

機能は使う人や使う用途で必要なものが違います。すべてを網羅するエディタは今のところないようです。

Windows2000では、Unicodeを扱う必要もあるかもしれないので、EmEditor3やWzEditor4やテキストエディタはおすすめ。どれも機能面でも充実していると思います。

色分けで充実しているのは、K2Editorです。正規表現で色分けの単語を設定できます。TeraPadやテキストエディタもPascalやタグをきれいに色分けしてくれます。

O'sEditorは、「日本語の文章を軽快かつ快適に執筆する」ことを目的としているため、この一覧に含まれない機能での充実があります。

なお、すべてのエディタを常用しているわけではないので、上の調査には間違いがあるかもしれません。あらかじめご了承ください。報告していただけたら修正します。

【備考】