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Windowsを安定して動作させるこつ

■VisualBASICで作られたソフトを動作させない

VisualBASICで作られたソフトは不安定だというのは、VB作者も頭を悩ませていることで、Windowsごとフリーズすることもあります。初心者向け言語ということで、作られたソフトの作りも甘いのかもしれませんが、きちんと作っても不安定だということです。小さなソフトであれば大丈夫だと思いますが、大事なデータを扱うものや常駐するものの使用は避けるべきです。
※そのソフトが何の言語で作られたものかを調べる方法
(1) エクスプローラからドライブを指定して右クリック→「検索」
(2) ファイルまたはフォルダ名に「*.exe」
(3) 含まれる文字に「msvb」とか「Delphi」「Visual C++」「Borland C++」で、それぞれの言語で作られているソフトが検索結果に一覧になります。(msvbはVisualBASIC)

■メモリーの節約のために

メモリーの節約をするために、常駐ソフトは最小限にしたいですね。メニューのスタートアップに起動時に実行するソフトが登録されています。また、それぞれのソフトのオプションで解除できるものもあります。
特にシステムや周辺機器の監視ソフトは、常に動作しているので、普段は起動しない方がいいのではないでしょうか。プリンタのステータス表示ソフトもなくても、印刷はできます。

■ウイルスチェックソフト

ウイルスチェックソフトの常駐を解除するというのを積極的にお薦めするわけにはいかないのですが、このウイルスチェックソフトはファイルの書き込みなどを常に監視しています。そのために一部のウイルスチェックソフトでは、インストール時に書き込みをじゃましたり、システムを不安定にすることもあるそうです。

■周辺機器のドライバーソフトを最新版にする

プリンタやグラフィックカードのドライバーを最新版にすることで、不具合が修正されていたり、動作が速くなっていることがあります。ただし、「安定動作しているものは、現状のまま使う」というパソコン使用の鉄則もあるので、付属のドキュメントを読み、逆に不具合がでたら、戻すことができるようにしておきましょう。
プリンタについては、本体の性能が良くても、ドライバーがその性能を生かしきれていなかったり、不安定な場合もあります。こまめにアップデートしているかどうかは、プリンタ開発元のサイトで見ることができます。要チェック。

■デフラグやスキャンディスク

使用頻度によりますが、ときどき気が向いたらデフラグとスキャンディスクをしています。OSやオフィスソフトなど大型のソフトのインストール直後と、しばらく使ってアクセスするファイルのデータが蓄積されたころにデフラグを実行すると効果的だと思います。それ以外はあまり大きな効果はなさそうです。

■NT系のWindowsを使う

WindowsMeを使っていて、「最近のコンピュータは不安定だ」という人がいますが、ハードウェアの問題ではなく、Windowsの問題です。Windows98やWindowsMeを使っていて、不安定だと感じる場合は、NT系のWindowsに変えるといいと思います。WindowsXpより、Windows2000の方が、安定しているといわれていますが、Windows2000は店頭に並んでいないので、Xpをクラシック表示で使うといいでしょう。
それから、具体的なデータはないのですが、ファイルシステムをNTFSにすると安定しているような気がします。また、Windows95系とNT系のデュアルブートなどをするといろいろ不安定要素の元になるので、注意です。

■安定したソフトを使う

結局、Windowsとソフトが安定していれば、かなり安定して使えるわけですね。ユーザーが多いソフトは、それだけ不具合があっても報告がされるので、修正されている可能性が高いです。

■IMEのツールバーの非表示修復

IMEのツールバーが表示されなくなったとき、対処法がいろいろ紹介されています。でも、どれもダメなときに試してほしいもの。
ツールバー表示状態切替ツール http://www3.justsystem.co.jp/download/atok/up/win/010918.html
Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XPが対象で、実行するだけで、IMEのツールバーが表示されるようになりました。ATOK用ですが、ATOK以外でも有効のようです。

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