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Windows裏技集

基本的にコントロールパネルなどで設定できるものは省いています。まれにきちんと機能しないものもあります。
間違えると起動すらしなくなるものも含まれていますが、私自身は何が起きても責任はとりません。

■便利にする設定

●エクスプローラの関連づけのないファイルの右クリックにメニューの追加
HKEY_CLASSES_ROOT\Unknown\shell に任意の文字列でキーを作成。さらに command というキーを作成し、標準に実行ファイル名と半角スペースのあとに %1 をいれる。
●スタートボタンのファイルで右クリックのカスタマイズ。
HKEY_CLASSES_ROOT\*\Shell に任意のキーを作成し、そのキーの標準に表示させる文字列を入力。先ほどのキーに command というキーを作成し、実行するファイル名をフルパスで入力。
●スタートボタンのフォルダで右クリックのカスタマイズ。
HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell に任意のキーを作成し、そのキーの標準に表示させる文字列を入力。先ほどのキーに command というキーを作成し、実行するファイル名をフルパスで入力。
●OS起動時から、Num Lock をオン
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Keyboard にある InitialKeyboardIndicators の値を2に書き換える
●「〜へのショートカット」がつかないようにする(IE5.01以降)
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer の link の値を 00 00 00 00 に変更
●スタートメニューの表示スピードを速くする。
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktopのMenuShowDelayという文字列キーを1にする。なければ作成。
●カーソルをブリンクしない
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop の CursorBlinkRate を-1 にする
最高が200で、最低速度が1200
Windows2000のデフォルトは530
●エクスプローラのコマンドラインオプション
/n 新しいエクスプローラのウインドウを開く。
/e フォルダツリーがついている。
/root,xxx xxxをルートにして開く。
/select,xxx xxxを選択した状態で起動。
例 %SystemRoot%\explorer.exe /n,/e,C:\ とするとC:\を選択した状態で起動する。

■アクセサリの設定

●レジストリチェッカー(95/98/Me)
SCANREG /FIX で、レジストリの修復がおこなわれる。レジストリのサイズも適正化される。
SCANREG /RESTORE で、バックアップの一覧が表示されるので、大きい数値を選ぶとよい。
●メールソフトへのリンク
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\mailto
@DefaultIconにアイコン
Ashell\open\command にコマンドが書かれている。

OEの場合は、
@%ProgramFiles%\Outlook Express\msimn.exe,-2
A"%ProgramFiles%\Outlook Express\msimn.exe" /mailurl:%1

Becky!2の場合は、
@"C:\Program Files\RimArts\B2\B2.exe",0
A"C:\Program Files\RimArts\B2\B2.exe" "%1"
●メーラーの一覧
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\Mail
●ニュースリーダーの一覧
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Clients\News
●OEのスプラッシュを表示
HKEY_CURRENT_USER\Identities\{BAD801B8-1F2D-4089-9293-BAD1664E42F8}\Software\Microsoft\Outlook Express\5.0
NoSplash を0にする
●NotePadで「右端で折り返す」をデフォルトに変更する
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Notepadの
fWrapを0から1に変更
●デフラグのコマンドラインオプション(95/98/Me)
/all すべてのハードディスクを最適化
/detailed 詳細表示で起動
/noprompt メッセージを表示しない
/f ファイルと空き領域を最適化する
/u ファイルのみを最適化する
/q 空き領域のみを最適化する

例 defrag /f /noprompt
●Scanregのオプション(95/98/Me)
scanreg.iniで、バックアップのフォルダや回数を指定することができる。
詳細はiniファイルに書いてある(英語で)。

■アプリケーションの設定

●「Office ドキュメントを開く」をカスタマイズ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\8.0\Wrapper\FindFile\Filters
すべてのファイル(*.*);Office ファイル(*.doc,*.xls,*.ppt,*.obd,*.mdb);文書(*.doc);ブック(*.xls);プレゼンテーション(*.ppt);バインダー(*.obd);データベース(*.mdb);テンプレート(*.dot,*.xlt,*.pot,*.obt);ロータス(*.lwp,*.123);;
※ロータス以外のカタカナは半角です。

■ハードディスク節約

●ルートにある消してはいけないファイル(95/98/Me)
Autoexec.bat 起動時に自動実行をする
Command.com 起動に必要
Config.sys 設定情報ファイル
Detlog.old Detlog.txt プラグ&プレイ情報を記録している
Dosime.sys DOSプロンプトやMS-DOSで起動した場合に日本語を使用可能にする
Io.sys 起動時に最初に読み込まれるファイル
Msdos.sys 起動情報が入っているファイル
Netlog.txt ネットワークのログ
Setuplog.txt セットアップのログ
Suhdlog.dat 起動・終了に関する重要なバイナリデータ
System.1st インストール時のレジストで、トラブルからの復旧時に使用することがある。System.datのコピー
●ルートにある消してもよいファイル(95/98/Me)
Bootlog.prv 起動時の記録
Bootlog.txt 起動時の記録
Command.dos 以前のDOSで起動する場合に必要
Config.dos 以前のDOSで起動する場合の設定情報ファイル
io.dos 以前のDOSで起動する場合に必要
Logo.sys 起動画面の画像ファイル
Msdos.--- Msdos.sysの元ファイル
Msdos.dos 以前のDOSで起動する場合に必要
Scandisk.log スキャンディスク実行時のログ
*.syd システムエディタのバックアップ
*.chk スキャンディスクで破損ファイルを保存した場合
●Program filesにある消してもよいフォルダ
ICW-Internet Connection Wizard インターネットコネクションウィザード
Internet Explorer\Connection Wizard インターネットコネクションウィザード
The Microsoft Network MSNに加入している人以外は必要なし。
●Windowsフォルダ
Pifの中身はDOSプログラムのショートカットが保存されている。消しても問題ない。
Spool\Printer プリンタの一時ファイルが置かれるが、印刷後にファイルが残っているのは正常ではない。
Temp インストールやアプリケーション実行中の一時ファイルが置かれる。日付が古いものは問題なく削除可能
system\msime*.* 古いバージョンのMS-IMEが残っていることがある。それらは削除可能。
●システムプロパティのOEM情報
oemlogo.bmp oeminfo.ini
●画面のプロパティの背景の模様を削除
Control.ini [Patterns]セクションで、不要なものに ; を文頭に入れる。
●コントロールパネルのアイコンを非表示
Control.ini [Don't load]セクションに inetcpl.cpl=no などと入れる。
■メモリーの節約
●アイコンのキャッシュ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
Max Cached Icons を50〜100
IconUnderline は 03 00 00 00にするとAltを押すまでアンダーラインを表示しない
●Autoexec.batを解釈しない(NT/2000)
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon の
ParseAutoexecを0にする。
●コンベンショナルメモリの空きを広げる(95/98/Me)
SYSTEM.INIの[386Enh]にLocalLoadHigh=1と加える。
●自動起動に関わるレジストリ
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersionの
Run 毎回起動時に実行される。
RunOnce 一度だけ実行されると、自身でエントリーを削除する
RunOnceEx RunOnceに起動順などを設定できるようにしたもの
RunServices 起動時にシステムサービスを起動する
RunServicesOnce セットアップ時に一度実行される。

■じゃまなものを削除したい

●〜の検索を削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FindExtensions\Static の下にあるサブキーを削除
BSFind Bookshelfで検索(&B)
ShellSearch 0 ファイルやフォルダを検索します
ShellSearch 1 ネットワークのコンピュータを検索します
ShellSearch 2 プリンタの検索
WabFind 人(&P)...
WebSearch インターネット(&I)
●音を鳴らす場面のイベント一覧
HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\EventLabels
HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\Schemes\Apps
●ごみ箱を使わない。
ごみ箱を右クリックで、オプションの設定ができる。
●受信トレイを削除
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{00020D75-0000-0000-C000-000000000046}\ShellFolderの
Attributesの値を50 00 00 00を70 01 00 20に変更後、受信トレイを右クリックで削除

■表示の設定

●アイコンの変更
ごみ箱 HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}\DefaultIconのEmptyとFullにアイコンのファイル名を指定。ファイル名の最後に,0をつける。
マイコンピュータ HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{20D04FE0-3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}\DefaultIconの標準
ネットワークコンピュータ HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{208D2C60-3AEA-1069-A2D7-08002B30309D}\DefaultIconの標準
コントロールパネル HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}\DefaultIconの標準
プリンタ HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{2227A280-3AEA-1069-A2DE-08002B30309D}\DefaultIconの標準
ダイヤルアップネットワーク HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48}\DefaultIconの標準
受信トレイ
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{00020D75-0000-0000-C000-000000000046}\DefaultIconの標準
●ごみ箱の名前を変更
HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}の標準を変更
●ビットマップのアイコンをビットマップで
HKEY_CLASSES_ROOT\PAINT.PICTURE\DefautIcon
の標準のキーを%1に変更
●拡張子を常に非表示
HKEY_CLASSES_ROOT\txtfileにNeverShowExtという文字列を作成(テキストファイルの例)
●拡張子を常に表示
HKEY_CLASSES_ROOT\txtfileにAlwaysShowExtという文字列を作成(テキストファイルの例)
●ウインドウのアニメーションをオフにする
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop\WindowMetrics の
MinAnimateを1から0にする
●DLLファイルのサムネイル表示
HKEY_CLASSES_ROOT\dllfile\DefaultIcon の 標準 を変更
デフォルトは %SystemRoot%\System32\shell32.dll,-154

■システムの設定

●Msdos.sysのオプション(95/98/Me)
BootMulti 1にすると起動時に95/98か旧MS-DOSやWin3.1を選択できる。
BootWin 0にすると旧バージョンのMS-DOSやWindows3.1で起動する。
BootMenu 1にすると起動時に常にスタートアップメニューが表示される。
BootMenuDefault 1or3 スタートアップメニューの番号を指定することで、その状態で起動する。
BootMenuDelay スタートアップメニューの項目が選択されるまでの表示時間を秒単位で指定
BootKeys 0にすると起動時のファンクションキーを無効にする
DrvSpace 0にするとドライブスペースで圧縮されたボリュームをマウントしない。
DblSpace 0にするとダブルスペースで圧縮されたボリュームをマウントしない。
DoubleBuffer ダブルバッファ設定の必要なSCSIインターフェースを導入した場合に有効
Network 1はネットワーク関連のファイルがインストールされている
BootFallSafe 0にするとスタートアップメニューのセーフモード起動オプションを無効化する。
BootWarn 1ではセーフモードで起動するときに警告メッセージを表示する
LoadTop 1ではCommand.comなどをコンベンショナルメモリの上位に読み込む
BootGUI 0にすると常にMS-DOS環境で起動する
●ポリシーの設定
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
NoRun 1 ファイル名を指定して実行 を消す。
NoSaveSetting 1 フォルダウインドウが閉じる際の表示情報を文字しない。
NoClose 1 Windowsの終了 を消す。
NoNetHood 01 00 00 00 ネットワークコンピュータを消す。再表示は00 00 00 00
NoStartBanner 01 00 00 00 このボタンから始めます を消す
NoDrives 01 00 00 00 Aドライブを隠す
NoDrives 02 00 00 00 Bドライブを隠す
NoDrives 04 00 00 00 Cドライブを隠す
NoDrives 08 00 00 00 Dドライブを隠す
NoDrives 10 00 00 00 Eドライブを隠す
NoDrives 20 00 00 00 Fドライブを隠す
NoFavoritesMenu お気に入りの非表示
NoLogOff 〜のログオフの非表示

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
NoConfigPage ハードウェアプロファイルのタブ
NoDevMgrPage デバイスマネージャのタブ
NoDispCPL 画面のプロパティ
NoDispAppearancePage デザインのタブ
NoDispScrSavPage スクリーンセーバー
NoDispSettingsPage ディスプレイの詳細
NoSecCPL パスワード
NoProfilePage ユーザー別の設定
NoPwdPage パスワードの設定
NoAdminPage リモート管理

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Network
NoNetSetup ネットワーク
NoNetSetupIDPage ユーザー情報
NoNetSetupSecurityPage アクセス権の管理

その他にもいろいろあります。
●デスクトップの特殊なアイコンの実体。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Desktop\NameSpaceにあるサブキー

受信トレイ {00020D75-0000-0000-C000-000000000046}
インターネット {FBF23B42-E3F0-010B-8488-00SS003E56F8}
ブリーフケース {85BBD920-42A0-1069-A2E4-08002B30309D}

キーの名前に ; をつけておけば一時的に非表示

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