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Linuxディレクトリ探索

KDEに付属のKonquerorというソフトがWindows Explorerに似ているが、こちらのほうが非常に使いやすい。そこで、ディレクトリを探索してみた。

■/etc/fstab 【ファイル】

このファイルにマウントしたいものを記述する。
/dev/hda2 / ext2 defaults 1 1
/dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 noauto,owner,kudzu,ro 0 0
/dev/fd0 /mnt/floppy auto noauto,owner,kudzu 0 0
/dev/hda5 /mnt/exchange vfat defaults 0 0
最後の行が自分で追加したもので、プライマリのマスターの4番目のパーテーションを/mnt/changeに割り当てた。

■/boot/grub/grubconf 【ファイル】

ブート時のメニュー(ブートローダという)の設定ファイル。
default=0
timeout=10
splashimage=(hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz
title Red Hat Linux (2.4.9-13)
root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-13 ro root=/dev/hda2
title Windows 2000
rootnoverify (hd0,0)
chainloader +1
title Red Hat Linux (2.4.9-13debug)
root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-13debug ro root=/dev/hda2
title Red Hat Linux (2.4.16)
root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.16 ro root=/dev/hda2
ハードディスクは、プライマリのマスターで、最初のパーテーションにWindows2000、2番目のパーテーションにLinuxをインストールしている。

■/etc/rc.local 【ファイル】
/etc/rc.d/rc.local 【ファイル】

2つのファイルはリンクされているので、どちらを編集してもいい。以下、同じ扱い。
モデムを自動登録するために追加してある。説明書などにはないので、自信がない。
insmod /lib/modules/2.4.7-10/misc/pctel.o
insmod /lib/modules/2.4.7-10/misc/ptserial.o

■/etc/X11/XF86Config 【ファイル】
/usr/X11R6/lib/X11 【ファイル】

設定が書かれている。最初のインストール時に書き込まれるが、あとからの修正はしていない。
書籍には、このファイルを編集するように書かれているものがほとんどだが、このRedHatの場合(カーネルのバージョンの関係?)、次のXF86Config-4やXftConfigなどを編集する。

■/etc/X11/XF86Config-4 【ファイル】 一部変更

次の部分をコメントアウトをはずした
Option "XkbModel" "microsoft"
USのナチュラルキーボードを使っているが、やっぱりWindowsキーは、動作していないようだ。
以下はメモのために書き出したもの。
Section "Device"
# no known options
Identifier "RIVA TNT2"
Driver "nv"
VendorName "RIVA TNT2"
BoardName "RIVA TNT2"

#BusID
EndSection

Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Device "RIVA TNT2"
Monitor "Monitor0"
DefaultDepth 16

Subsection "Display"
Depth 16
Modes "800x600"
EndSubsection

EndSection

■/etc/X11/XftConfig 【ファイル】
/usr/X11R6/lib/X11 【ファイル】

フォントの設定がいろいろ書かれている。
dir "/usr/share/fonts/ja/TrueType"

■/etc/X11/applnk 【ディレクトリ】

このディレクトリにGnomeのアプリケーションのショートカットが入っている。

■/etc/X11/fs/config 【ファイル】

フォントを参照するディレクトリ。ここに追加するとフォントを認識するようになる。
/usr/share/fonts/MSTrueType

■/etc/X11/gdm/gdm/gdm.conf 【ファイル】

おもしろそうだが、Unicodeなので変更しなかった。グラフィカルログイン画面の設定ファイル。

■/etc/gtk/gtkrc.ja 【ファイル】

gtkで作られたソフトのデフォルトフォントを指定できる。
KDEのほうは、コントロールセンターで変更できるが、Gnomeやgtkで作られたアプリケーションは、変わらないものがある。それらも変更することができる。ただし、独自にメニューを表示しているものは、これでも変わらない。
fontset = "-msui-gothic-medium-r-normal--12-130-75-75-p-50-iso8859-1,\
-msui-gothic-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0,\
-msui-gothic-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0,\
*-r-*"
なお、先ほどの操作で、MS UIゴシックは、-ms-uigothic-(だったかな?)となるのをgothicで統一しようとして書き換えてある。意味はなかったみたい。

■/etc/skel/.kde/Autostart 【ディレクトリ】

KDE使用時において、ここにショートカットを入れておくと自動起動する。

■/etc/sysconfig/hwconf 【ファイル】

システムの周辺機器などの情報が書かれている。見るだけ。

■/usr/X11R6/lib/X11/doc 【ディレクトリ】

ここにReadmeがたくさんある。全部は見ていないがほとんどが英語みたい。

■/usr/X11R6/lib/X11/fonts 【ディレクトリ】

フォントが入っていた。

■/usr/lib/ 【ディレクトリ】

ソフトが使うライブラリーや共有ファイルが格納されている。

■/usr/local/ 【ディレクトリ】

ソフトの実行ファイルがたくさん入っていた。

■/usr/local/etc/ppxp/conf 【ディレクトリ】

ppxpの設定ファイルはここ

■/usr/local/Acrobat4 【ディレクトリ】

アクロバットリーダーがここに入った。

■/usr/local/cxplorer 【ディレクトリ】

Cxplorerというソフトが格納された場所。

■/usr/local/lib/rosegarden 【ディレクトリ】

同じくRoseGardenというソフト。

■/usr/local/share/gnome/apps/Multimedia/soundtracker.desktop【ファイル】

SoundTrackerというソフトのショートカット。

■/usr/local/share/ppxp/html/index.html【ファイル】

ppxpの説明のHTMLドキュメント。

■/usr/local/vje/bin 【ディレクトリ】

VJE-Penの格納場所

■/usr/share/applets 【ディレクトリ】

gnomeのアプレットだと思う。gnomeのアプレットはおもしろいものがあって楽しめました。gnome、KDEともにシステムモニターは表示させている。

■/usr/share/applnk 【ディレクトリ】

KDEのメニューのショートカット。

■/usr/share/apps/artsbuilder 【ディレクトリ】

artsbuilderのサンプル。

■/usr/share/control-center 【ディレクトリ】

コントロールセンターの英語版のメニューがあった。

■/usr/share/dict 【ディレクトリ】

スペルチェックに使う辞書。Windowsにもってきても使えるかも。

■/usr/share/doc 【ディレクトリ】

ドキュメントがたくさん。日本語の説明もあり。
かんなの使い方もあり。かんなは、texで300ページほどのマニュアルができるそうだが、結局うまく処理できず、そのまま生のtexのテキストを読んだ。

■/usr/share/fonts 【ディレクトリ】

ここにもフォントがあった。しかもフリーのTrueTypeFontまである。

■/usr/share/sounds 【ディレクトリ】

KDEで使われるサウンドのファイルが入っていた。

■/usr/share/wallpapers 【ディレクトリ】

壁紙が入っていた。

■/usr/share/xmms/Skins 【ディレクトリ】

xmmsのスキンの格納場所。

■/usr/src

システムのソースファイルがある。

■/var/lib/canna/dic 【ディレクトリ】

かんなの辞書や設定ファイルのサンプルがあった。
かんなって、WX2や松茸、VJEβ、fixer、Atok風にカスタマイズできるようだ。わざわざ評価版のWXG for Linuxを入れる必要もなかったかも。ちなみにWXGを起動させておいても、変換はWXGでも、キー操作やインターフェースは、かんなのまま。どちらにしてもカスタマイズが必要。

■/var/lib/wnn 【ディレクトリ】

Wnnの辞書の格納場所。KoreanのWnnの辞書もフォルダを分けて入っていた。

■/var/lib/wxg 【ディレクトリ】

WXGのファイルが入っている。

■/var/log 【ディレクトリ】

ログの格納場所。
ここにあるmessagesというファイルは、エラーが記録されていたりするので、要チェック!!

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